こんにちは!ご訪問ありがとうございます。
「 庭木の剪定も出来る整理収納アドバイザー 」
長野県長野市の 松本彰子(まつもとあきこ)です。
お片付け方が解らなかった私が、整理収納アドバイザーになって
自宅の片づけをしながら、気づいた事を書いてみました。
整理収納アドバイザーになったきっかけ
初めての方は、ぜひ 松本彰子のプロフィール
「整理収納アドバイザーになったきっかけ」をご覧下さい。
ブログ「私が整理収納アドバイザーになった 理由1」「私が整理収納アドバイザーになった 理由2」
こちらのブログも一緒に、ご覧ください。続きになっています。
お片づけを始めた理由
昔は三世代7人家族でお客様の多い家でしたが、現在両親が亡くなり子供が独立して三男と私達夫婦の3人家族となりました。
モノが多い家でしたので、片づけを始めましたが片づけ方が分からない私はモノの移動ばかりでした。
お片づけをしたかった理由は、「私が整理収納アドバイザーになった 理由1」「私が整理収納アドバイザーになった 理由2」にも書きましたが
いずれ家の建て替えをするときのためと子供たちに「負の遺産」を残したくなかったからです。
整理収納アドバイザーになって 見えてきたモノ
整理収納アドバイザーになってからの、家のモノを片づけ始めると、
今までは当り前に使っていたモノの置き場所などに、色々なことが見えてきました。
家の中のモノの置き場所は、亡き両親が使っていた場所を 気にも留めずにそのまま使っていました。
父は器用でDIYが得意で棚や小物置き場などあちこちに作り、長年当り前のように使っていました。
整理収納アドバイザーになって、モノの置く場所・高さ・動線などを勉強してからは
「我が家には危険な場所がアチコチに有る!!」 と、言うことが見えてきました。
台所では、皆が座るイスの後ろの窓には、手作り棚に鍋や調理器具が並び
地震がくれば、食事中の頭の上に落ちてくる高さです
7人家族の頃は、母と一緒に料理をしたので調理器具も沢山必要でした、
カトラリーも包丁も有るものは全て父の手作り収納、目の前に掛けられ、
それはそれで、見える収納、とても使いやすかったです。
でも、シンクの目の前に包丁が何本も並んでいるのは使いやすいけど…
泥棒が入ったら、凶器! と、私は不安でした。
又、空中収納? ビニール袋に入ったものがアチコチに吊り下げられて、何が入っているのか中を見ないと分からないモノばかり
大概は、使わない必要のないものが天井から吊り下げられていました。
お片づけをしながら、モノの置き場所 動線を考えた収納場所の見直しを同時に始めました。
松本家は、元々お客様の多い家でしたので、お布団寝具類、食器も本当に沢山有ります。
又、以前近くの伯母の借家を引き払った時、家一件分の荷物の処分に、残した食器や家具など全て我が家が引き取りました。
小さいながらも置く場所が有るので、アチコチに保管したり使用していました。
そんな大量のモノをゆっくりゆっくりですが、使えないモノ、以後使わないモノ、私たちに必要のないモノ等をお片づけをしてきました。
現在も、継続中です。
家のお片づけが進むと 次に見えてきたモノ
少しずつ使いやすくお片付けをしていると、実際モノは多いのですが同じものがアチコチに置かれ埋もれていました
そんな同じ種類のモノたちを纏めると、場所も空きモノの数が一目でわかるようになり 使いやすくなりました。
いつのまにか、「次は何処をキレイにしよう?!」と、好奇心の目で家の中を見るようになりました。
そして今までは、「いつか、家を建て替えるまで我慢しよう!」と、してきたモノが気になりだしました。
一番目は、築60年の一番古い玄関からの廊下の白壁。
長年の劣化で、薄汚れはげてきたり、白壁が剥がれた所を壁紙で応急処置した箇所から土や砂がこぼれたりと
今まで生活しているときには、気にも留めなかった所が目につくようになりました。
気になりだしたら、毎日苦になり、ストレス全開です!
どうせ、建て替えるのだから取り合えずやってみよう!と、
漆喰の入ったバケツをホームセンターから買ってきて、自己流で漆喰を塗ってみました。
白壁の土が落ちている所は、ノリを薄めて塗ったりしてみましたが、塗った漆喰はデコボコになりました。
でも、剥がれて土が見えていた薄汚れた白壁が白くなり、とても廊下が明るくなったのです。
思ったより上手く塗れたので、私は大満足でした。
家族からも好評でした。 素人でも何となくリフォームできたのです。
これは、大好きなTV 所さんの「ビフォー&アフター」のお陰かもしれません(笑)
廊下の白壁が綺麗になると
二番目に気になりストレスになったのは、縁側のカーテンです。
家を建て替えるまでは新しくカーテンは買い換えない!! と、決めていたカーテンですが劣化には勝てず これもストレス!!
一番目のストレス白壁が解決したら次は、毎日のカーテンの開け閉めにイライラが募りまたストレス!!
今までカーテンと言えば、両親はカーテン屋さんの特注オーダーメイドで作っていました。
いいお値段しているのを私は知っていたので、この建て替える予定の家に新しくカーテンを買い替えるなんて 考えられませんでした。
しかし、家の建て替え予定は延びに延び 現在予定なし。
「今住んでいる私たちが居心地悪くて、それでいいの?!」と、疑問になったのです。
取り合えず、サイズを測り出来合いのカーテンを探しました。
いくつかのお店で探したけれど、全く合うサイズが有りませんでした。
お店の方に尋ねると、オーダーで作れると
オーダーメイドは高い!! の先入観でしたが、思っていた1/3の値段で今は色々選べピッタリサイズのカーテンに交換できました。
二つ目のカーテン、ストレス解消!!
縁側のカーテンが綺麗になると次に気になる所は
三番目、ふすまの傷みが気になりだしました
何十年目?! これも気になりだしたらストレスが止まらない!!
そんな時に偶然新聞チラシに「ふすまの張替え」を見つけました。
主人と無料見積もりの話を業者さんにお聞きすると、見当の付かなかったふすまの張替えが安い!
「どうせ、近いうちに家を建て替えたいのだから安くていいね」と、無地の白いふすま紙を選びました。
業者さんとふすまの張替え枚数が決まった後に、ビックリ!! 目を回すことが起こりました。
無料見積もりだけをお聞きするつもりだけが、決まったと同時に一瞬で交換枚数のふすま全てトラックで回収して行かれました。
4月、冬じゃなくて良かった・・・ 家の中が全て丸見え、見える収納???
本当にびっくりしました。
数日後、早い仕上がりと真っ白いふすまの新鮮さ 交換して本当に良かったと、思いました。
モノの片付けが進むにつれて家の中が使いやすくなり、今までの習慣当り前に疑問を持ち、変えて行くことが
少しずつ自分たちの居心地の良い空間が出来ていると実感しています。
日々進化、物事に疑問を抱きモノのお片づけをしていくと、心穏やかな時間が増えているように思います。
自宅のお片づけをしたかった理由は、築60年の建築業界では充分過ぎる古民家と呼ばれている家の建て替えと、
子供たちに、祖父母、私たち両親のモノが「負の遺産」苦労悩みにならないためにでした。
現在では、古いモノを大切に修理し 自分たちの居心地の良い家を作り モノを大切に使うこと、
これも「モノと心のお片づけ」と、思えるようになりました。
整理収納アドバイザー的考え、「モノは私達に使ってもらって はじめてモノの役目を果たせ幸せ」
私たちが使いやすい場所を見つけてあげて、どんどん使ってあげましょう。
皆さんも、毎日の生活に疑問を持ってみませんか?
「なぜここに、これが有るのかな?」
「本当に、ここに置く必要があるのかな?」
「あなたのお家はここ?」
色々な疑問を自分とモノに問いかけてください
きっとそこにあるモノ達も、居心地の良い場所が何処かに有るはずです。
今回、私が整理収納アドバイザーになって自宅の片付けを通して気づいたこと書いてみました。
自宅の建て替えが前提のお片付けがしたくて、整理収納アドバイザーの勉強をした私です。
お片づけを続けていくうちに、ストレスを感じていたことを改善してしていたら
少しずつ使いやすくなり居心地の良い家になってきました。
今のところ、建て替え予定は有りません(笑)
お片づけって不思議ですね。
人生自分しだいで、楽しくもストレスの日々にもなります
同じ時間を生きるなら、楽しく ストレスなく 生きれれば、充実した人生送れますよね
一緒に「昨日より今日の使いやすさ」見つけてみませんか?
自分と家族の笑顔のために、もっと身軽になりましょう。
最後まで、ご覧頂き ありがとうございました。
ご縁を大切にいたしますので、末長くよろしくお願いします。
松本彰子